メルセデス・ベンツ CLK GTRといえば、ミュージシャンの小室哲哉氏が所有していたことでも有名（飾り物にしていた？？）。
日本にも存在しますが、台数が少ないことに加えて普段乗りする車ではないので謎が多いのも事実です。
いったいどのような車なのでしょうか？？
複数の動画と合わせて紹介させて頂きます。
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ピーキーそうな動き・・・・(;´Д｀)
動画がたまに歪むのは、おそらくYouTubeの補正機能が介入していると思われます。
「CLK GTR」とは？？
CLK-GTRはFIA-GT1クラスに参戦する為に作られた車両なので、市販された状態でほぼレーシングカーといった状況でした。
（※90年代のGT1クラスは、現在のグループGT1とは違う位置に存在しました）
ライバルはマクラーレン・F1 GTRやポルシェ・911GT1が該当します。マクラーレンと違うところは、ロードカーとして設計されてからGT1に参戦したわけではなく、そもそもGT1用に作られた車両という点です。いわゆるホモロゲーションモデルですが、台数が25台と少ないのが特徴です。
ワイド＆ロー 圧倒的存在感！
純正でも「本当にロードカーですか？？」という印象ですが、その存在感に惚れた人が居たのも事実。
車両スペックは以下になります↓↓↓
全長：4855mm
全幅：1950mm
全高:1100mm
ホイールベース:2670mm
エンジン：総排気量6898cc V型12気筒DOHC（AMG製）
最高出力：612ps/6800rpm
最大トルク：79.0kgm/5250rpm
最高速度：320km/h
トランスミッション：6速シーケンシャル（バックギアは別のレバーをN時に引き上げて行う）
車重ですが、約1000kgとのこと。これでこのスペック・・・・・・異次元の軽快さで走るでしょう。
エアコン等の快適装備がついているのも意外といえば意外ですが、全体を見てロードカーと呼べるかと言われれば？？な仕様です。
ほぼレーシングカーなので最小回転半径も7.5mとなっています。（厳しい・・・・
公認車両とはいえ、かなり乗るのはシンドイようです。フロントオーバーハングも長いので、スペック以上に曲がりづらいでしょう。
当時のトップカテゴリーに君臨していたのですが、思ったより長い車です。ツーリングカーでもこのぐらいのホイールベースが丁度良いのでしょうか？？（勿論、トレッドが広ければの話です。）
一番上の紹介動画でもわかるように、大柄ですがとてもピーキーな動きをするようです。レースカーだと思って乗らないといけない車ですね。張り出した様なエアロパーツも純正です。
しかし、純正エキゾーストは意外にもジェントルな様子。これには、ある意味驚きました,,,,,
後継車種はCLK-LM→CLRとなります。
CLRは、離陸した車両としても有名です。この頃の形状は特に離陸が頻発し、レギュレーション改定へ・・・・・
こんな風に、本当に飛んでしまうのだから恐ろしい・・・・・レギュレーションが甘ければタイムは伸びますが、危険性が潜んでいることがはっきりとわかる動画です。これがギャラリーに飛んできたら、死傷者が間違いなく出るレベル(ノД`)
ちなみに、シルバーの個体がカーセンサーで売りに出ているようです。
